守谷市/大野小学校(2021年1月29日号)

小中3校で取り組む人権教育
「コロナ差別」について考える

コロナ禍(か)の中、守谷市立大野小学校では、守谷中、黒内小とともに、「新型コロナウイルスにかかわる差別についてみんなで考えよう」をテーマに人権教育に取り組んでいる。学級で話し合った後に校内で交流授業を行ったり、3校でオンライン会議を行ったりするなどして意見を交かんし、差別のない社会を目指すことを確認した。

各クラスで話し合いコロナ差別に向き合う
新型コロナウイルスに感染した人たちを非難したりいじめたりする「コロナ差別」が問題になっている中、同小ではコロナ禍の中でどのように行動するべきかを考えようと、9月に各クラスでコロナ差別についての授業を行った。1年生の授業では先生たちの寸劇を見て、コロナに感染した子の気持ちや、感染した子にどのように接すればよいのかを考えた。子どもたちからは、「だいじょうぶと声をかける」「意地悪をしない」などの感想が聞かれ、先生からは「もしみんなの周りでコロナにかかった人がいたら今日の授業や、みんなで話し合ったことを思い出してほしい」という話があった。
4年生は『泣いた校長先生』という資料をもとに、コロナに感染してしまったらどんな気持ちになるか、そのときどんな言葉をかけられたり態度をとってもらったりしたらうれしいかなど、さまざまな視点から考えた。授業の後のふり返りカードには「友達が感染したら、自分は責めたりしない。その人が回復して帰ってきたら『おかえり。がんばったね。』という言葉をかけたい」などと記され、一人ひとりがコロナ差別について真けんに向き合った。

校内外の交流会で
発表して意見を交かん
11月20日(金)には、各クラスで行った授業の報告をテレビ会議システムで行った。6年生が司会進行を務め、クラスで話し合ったことや考えたことを発表。「コロナもこわいけど人間って一番こわいんだなと思った。差別はダメだと思った」(5年生)、「差別・暴言をすると、相手の心に深い傷が残るので、ウソでも差別をすることはいけないと思った」(6年生)などの感想が述べられた。そして同25日(水)には6年生が黒内小の6年生とオンラインで交流。おたがいの学校で行った学習の発表や、黒内小の子どもたちが作った動画を見て感想や考えたことを発表した。
さらに12月4日(金)には、守谷中、黒内小、大野小の3校によるオンラインの小中連携(れんけい)意見交かん会に6年生が参加。医師による講演会ではコロナに関連して実際にあった事例を基に相手を思いやることの大切さを学んだり、3校の取り組みを紹介(しょうかい)しスローガン作りのためのキーワードを考えたりした。

差別をなくすため3校合同スローガン
これらの活動をふまえ同小では、6年生の実行委員会を中心に「メッセージマスク」を作成。一人ひとりが考えたコロナ差別をなくすためのメッセージをマスクに書き、冬休み前の最終登校日に持ち帰り、大切な人にわたした。
そして今月末には、守谷中が各校の思いをまとめた「アクション宣言」、「差別のない社会を目指して優しの輪を広げよう!」を共有するオンライン集会を3校合同で開催(かいさい)する予定だ。
3校の児童生徒たちは同じスローガンのもと、おたがいを思いやる気持ちを育み、いじめや差別のない社会を目指していくという。

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