つくば市/茎崎学園(2021年1月29日号)

あいさつにこめる温かい気持ち
オンライン集会で全校に呼びかけ

つくば市立茎崎学園では、中学生が自分の出身小学校を訪れたり、地域の青少年相談員らの協力を得たりして、学園独自のあいさつ運動に取り組んでいる。茎崎二小では初めての試みとして、児童らの提案によるあいさつ集会も開かれた。

集会を通して目指す あいさつの意識向上
茎崎二小が集会を開くきっかけとなったのは、中央委員会の話し合いで、今の学校の気になる点として、あいさつの問題が持ち上がったこと。この問題には、教職員も同じ思いをいだいていたという。「今はマスクが口にあるせいか、ろう下などで『おはよう』とか『こんにちは』と呼びかけても返事が弱い子が多く、気になっていた」と、教務主任の先生。
また同小では、昨年度までは各学級の持ち回りによるあいさつ運動を行っていたが、新型コロナウイルスの感染が広がっている現状では、密集して大きな声を出すことは良くないため、何かそれに代わる活動がしたいという意見もあった。
そこでみんなが気持ちのよいあいさつを上級生や下級生、また先生や地域の人たちなど、だれに対してもできるようになることを目指し、集会を通して意識を高めた。

話し合いで決めた あいさつの目標
まず代表委員会の話し合いで、学校全体としてのあいさつの目標を考えた。各学級から出されたアイデアを持ち寄り、その中から3年生の発案による「みんなで育てようあいさつの木」が採用された。
次に、各学級がそれぞれのあいさつの目標を考えた。一人ひとりのアイデアの良いところをつなげたり、良いと思ったものに投票したりなど、学級ごとに自分たちのやり方で決めていった。
10月22日(木)の集会は、ビデオ会議アプリ「ZOOM」で各教室を結び、オンラインで行われた。学級の目標の発表の仕方もそれぞれ異なり、低学年では事前に練習を重ね、本番では全員が声をそろえて呼びかけていた。
それぞれの目標は今、ろう下や昇降(しょうこう)口などに掲示(けいじ)され、みんなが毎日の生活の中で、これらを意識しながら行動していこうと心がけている。

全校に広がってきた 元気なあいさつの輪
3年生の目標「あいさつは大きな声で先に言った方が勝ち」には、相手に言われてからするのではなく、自分から進んであいさつしようという思いがこめてあるという。多くの学級の目標に「目を見て」という言葉があるのは、相手に対してしっかりとあいさつの気持ちを届けようという意味。笑顔や手の動きなどをそえることで、さらに伝わりやすくなり、そうすると相手も気付いて、あいさつを返してくれるのだそうだ。
今ではいろんな場面で、良いあいさつが見られるようになった。校内ですれちがうときも、子どもたちから進んで声をかけ、返ってくる返事も心地よいものが増えているそうだ。みんなの「あいさつの木」の育ち具合を見るため、年度末にはふり返りの時間も設ける予定だ。

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