水戸市/上大野小学校(2021年2月26日)

自然の中で学び遊ぶ仲良し小規模特認校

水戸市立上大野小学校は、めぐまれた自然環境(かんきょう)を生かし、理科・環境教育に力を入れている小規模特認校。周辺には田畑が多く、学校のすぐ近くに那珂川が流れ、動植物と身近にふれあいながら子どもたちが育っている。昨年の12月には校舎の改修工事も完成し、木のぬくもりを感じる新校舎で子どもたちは元気に学んでいる。

周囲の自然を生かした理科・環境教育
同小では総合的な学習の時間「水戸まごころタイム」で、周辺の自然とふれ合いながら学んでいる。3年生は鳥の観察、4年生は川の観察、5年生は社会科と関連づけて米作り、6年生は作陶(さくとう)を行う。地域の人たちの協力により、自ら体験することを重視しているので、5年生は地元の農家に田んぼを借りて田植え、稲(いね)かり、昔の脱穀(だっこく)機を使っての脱穀、天日干しまで体験。
また全校児童で毎年カイコの飼育を行い、まゆができて成虫になるまでを観察する。クラスごとにドジョウや川魚などいろいろな生き物がいる水槽(すいそう)もあり、「上大野水族館」と呼ばれている。
さらに今年度は英語教育にも力を入れ、1年間オンライン英会話も活用した。一人ずつ25分間外国人と会話をする学習で、子どもたちはものおじせずに外国の人とふれ合うことができているという。

「学校生活10の約束」で感染を予防
コロナ禍(か)の中、同小では、毎日体温を測る、換気(かんき)をする、ハンカチや学用品の貸し借りはしない、人との距離(きょり)は両手を広げた分だけ空けるなどの「学校生活10の約束」を決めて、感染予防に取り組んでいる。1クラス10人ほどの少人数なので密はさけられるが、教室の窓やろう下の窓は常に開けて換気、サーキュレーターも活用し徹底(てってい)している。学校行事については、「子どもたちの心や情操面を育てる上で大切なものなので、全部カットしてしまうのではなく小規模校の良さを生かし、プール、運動会、遠足、持久走大会も工夫して行っている」と教務主任の先生。全校での行事が学年ごとの実施(じっし)になることもあるが、楽しい時間を過ごしている。

学校のマスコット「ミオまる」も誕生
「ミオまる」は、5年生が中心となって進めているプロジェクトで誕生した同小のマスコットキャラクター。校内で募集(ぼしゅう)し、投票により決定した。現在は5年生手作りのかぶりものや、マスコット人形も登場して人気者になっている。
同小の子どもたちは、明るく素直でみんな仲がいい。「コロナで縮こまるのではなく、自然にいだかれた中で、大きな気持ちを持ってのびのびと生活していってほしい」と先生たちは見守っている。

 

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