取手市/藤代小学校(2021年3月12日号)

6年生が保護者を招待し
感謝の気持ちを伝える親子活動

2月18日(木)、取手市立藤代小学校で、6年生の親子活動が行われた。コロナ禍(か)でさまざまな活動や行事が制限されている今年度、小学校最後の活動を保護者に見てもらおうと6年生に限って企画(きかく)され、子どもたちは歴史劇やダンスを披露(ひろう)し、手作りのプレゼントをわたして感謝の気持ちを伝えた。

歴史上の人物に扮し分かりやすく紹介
親子活動は歴史劇からスタート。6年生47人がクラスに関係なく6班に分かれ、班ごとに発表した。飛鳥時代から近代日本までを六つの時代に分け、それぞれの班ごとに子どもたちで台本を書いて劇に仕立てた。平安時代を紹介(しょうかい)した班は藤原道長に扮(ふん)して摂関(せっかん)政治が行われるようになった過程を演じ、安土桃山時代では本能寺の変や豊臣秀吉の刀狩や士農工商などの政策をコントやアドリブも交えながら楽しく解説。クイズを入れたり、小道具を使ったりする班もあり、子どもたちのアイデアや工夫がこらされた歴史劇に、保護者も感心して見入っていた。
次は全員でダンスを披露。12月から体育の時間に練習を重ねてふり付けを覚えたというアイドルグループのダンスを、元気いっぱいに楽しそうにおどった。
その後の呼びかけでは、「密」にならないよう47人が間かくを開けて保護者をぐるりと取り囲むように並んだ。6年間の楽しい思い出を語る6年生。最後は「いつも家族のために働いてくれて/支えてくれて/見守ってくれてありがとう」「お父さん、お母さん、12年間本当にありがとうございました」としめくくり、感謝の気持ちをこめて手作りのマスクをプレゼントした。6年児童は「歴史劇では登場人物になりきり、ダンスも一生けん命練習した。今までみんなで準備してきたことをお母さんに見せることができて、感謝を伝えられてよかった」と笑顔で話した。

制限の多い中6年生に発表の機会を
例年行ってきた活動や行事の多くができなかった今年度。外部の人たちとの交流はなく、子どもたちの活動を保護者に見てもらう機会もほとんどなかった。6年生が活やくできる場も限られてしまったため、「保護者の前で発表するという機会を6年生だけは実現させたいという先生たちの強い思いがあり、感染対策を万全にして行った」と話す教頭。子どもたちは自分たちで考えてアイデアを出し合い、共に歴史を学びながら劇を創り上げ、成長した姿を披露することができて思い出に残る活動となった。
「やれることを探しながらの一年だった」とふり返る今年度も残りわずか。「6年生を送る会」も学年ごとに分散して行う予定で、一度も全校児童で集まることなく今年度は終わることになるという。制限の多かった学校生活だったが、その中でも楽しいことをみつけ「大好きな藤代小でたくさんの思い出ができました」と呼びかけていた6年生は、中学に向け元気に巣立っていくことだろう。

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