つくば市/高山学園(2021年3月12日号)

優しい気持ちでみんなとつながり
豊かな心を育む人権尊重の学び

つくば市立高山学園では「元気なあいさつ 深い学び 伸(の)びる学園」を教育目標に、小小・小中連携(れんけい)による人権フォーラムや、つくば市豊かな心育成事業の講演会など、優しさと思いやりを大切にした人権教育に力を入れている。

なかよし集会オンラインで
真瀬小の「なかよし集会」は人権を考える学習発表の場。今年度は例年とは異なり、オンライン集会の形になった。「感染予防対策しながら、自分たちにできることをしようと計画し、各学級が考えたことをそれぞれ堂々と発表できた」と、教務主任の先生。
例えば、2年生は「友達はいいもんだ」の歌に合わせて手話を披露(ひろう)、みんなでがんばって練習した成果が画面に表れていた。1年生の発表は上級生へのお礼の言葉。今年度は入学式が6月にずれこみ、2か月半おくれで始まった学校生活で、毎日を支えてくれたことへの感謝の気持ちをこめた。

みんなを動かした自主的あいさつ運動
同小で毎週火曜日と木曜日に行っている朝のあいさつ運動。最初は代表委員のメンバー数人で始まったが、メンバーが話し合って「あいさつダンス」や手づくりの「あいさつうちわ」など楽しいアイデアを打ち出していくにつれ、運動に加わる子が自然に増え、みんなが明るくあいさつを交わせるようになってきている。
あいさつ運動の成功は子どもたちの意識を高め、ほかにもさまざまな活動を芽生えさせた。落ち葉はきのボランティアを自主的に始めたり、昼休みの遊びにこれまではできなかったサッカーやバスケットを加え、安全にできるようルールを決めたりするなど、この学校をつくるのは自分たちなんだという自覚が、子どもたちの間に広がっていった。

花の種からつながり地域をこえた交流へ
小小連携では今年度、真瀬小と島名小の代表委員によるオンライン会議が初めて行われた。おたがいの学校の様子を紹介(しょうかい)し、感染症(しょう)対策やあいさつ運動などそれぞれ独自の取り組みを教え合った。中でも「あいさつうちわ」や「おなやみ解決BOX」が好評であった。
また、真瀬小には一昨年と昨年と、山梨県甲府市立玉宮小学校の子どもたちが飛ばした「人権の種」の風船が2年続けて飛んでくるという出来事があった。この奇跡(きせき)的な出会いをきっかけに、豊かな心の育成に取り組む学校同士として、交流を深めていきたいと子どもたちは考えている。
「家族、友人、地域の人たちなどさまざまな相手とかかわり、多様な考えや感性にふれる中で、自分の心が豊かになり、やがては自分から人の心を豊かにできる人に育っていってほしい」と、校長は願っている。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA