土浦市/荒川沖小学校(2021年4月23日号)

6年生への感謝、ズームで配信
在校生がオンラインで「送る会」

土浦市立荒川沖小学校で3月10日(水)、オンラインによる「6年生を送る会」が開かれた。新型コロナウイルス対策のため例年のように体育館に集まることをさけ、在校生が多目的室から6年生への感謝の気持ちや卒業を祝う思いをビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」で教室の6年生に送った。温かいメッセージに6年生から大きなはく手がわいた。

在校生代表が一人ずつ 画面から「ありがとう」
「登下校のとき、安全に連れて行ってくれてありがとう」「分からないことをていねいに教えてくれてうれしかった」「みなさんのようにやさしくなれるようがんばりたい」。
各教室の電子黒板。在校生クラス代表の子どもたちが一人ずつ画面に登場し、心のこもったメッセージを送った。登下校や休み時間にやさしくしてもらったこと、クラブ活動で指導してもらったこと、いっしょに遊んでもらったこと、危ないことをしたときには注意してくれたこと、6年生とのさまざまな思い出が感謝の気持ちとともに伝えられた。6年生55人は静かに聞き入り、メッセージが終わるごとに大きなはく手を送った。

5年生らのアイデアで初めての試み
続いて6年生代表も登場し、在校生あてにメッセージを述べた。「オンラインで会を開いてもらえてうれしかった。すっきりした気持ちで卒業できそうです」「ぼくたちが卒業した後も楽しい学校生活を送ってください」。在校生もじっと聞き入った。
「送る会」は例年、全校児童が体育館に一堂に会して開かれるが、今年はコロナ対策で密をさける必要があった。会を主催(しゅさい)する5年生らが知恵(ちえ)をしぼり、初めてオンラインで開催(かいさい)することになった。
終わった後、6年生の児童は「在校生のみんなが6年生をお手本にしてくれていたことを知ってうれしかった。一生けんめいやってきたことが伝わってよかった」と述べた。また1年生のクラス代表の児童は「6年生が泣いちゃうほど喜ぶように気持ちをこめてメッセージを送った。中学校では勉強が難しくなるけどがんばってほしい」とエールを送った。

6年生の卒業 壁面かざりで祝う
さらに在校生は6年生への感謝や卒業を祝う気持ちを形でも表そうと、クジャクや虹(にじ)をモチーフにした壁面(へきめん)かざりも制作した。1・2年生が折り紙で輪かざりを、3・4年生がお花紙で花を作り、5年生が組み合わせて作った縦2・4メートル×横7メートルのクジャクは、6年生が卒業式の練習中も見られるよう、3月上旬(じゅん)から体育館にかざられ、はなやかなふん囲気を作り出していた。
校長(当時)は「この1年はコロナの影響(えいきょう)でできないことが多かったが、その分子どもたちに工夫する心や感謝の気持ちが育った。とくに6年生は修学旅行も日帰りになるなど大変なことも多かったが、できることをがんばり楽しむ笑顔が光っていた。ピンチをチャンスに成長した6年生の姿は、在校生の心にも深く刻まれていると思う」と話していた。

 

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