つくばみらい市/伊奈東小学校(2021年4月23日号)

英語専科の先生が質の高い授業 新しい教育にいち早く取り組む

つくばみらい市立伊奈東小学校では、2020年度から英語専科の先生が教だんに立つ。県の「スペシャリストを対象とした特別選考」で採用された先生だ。英会話教室で約20年間教えた経験を生かしコミュニケーションを重視した授業は児童に好評だ。さらに同小は市から一人一台支給されたパソコンを積極的に活用、新しい時代の教育に力を入れる。

一人ひとり目を合わせ全員参加を心がける
3月12日(金)、4年1組の外国語活動の授業は「ハロー グッドモーニング」と、先生の流ちょうな英語のあいさつで始まった。この日のテーマは「誕生日の言い方になれよう」。児童は1~12月の月名を英語で歌い、自分の誕生月には大きく手をふった。「オーケー」「ベリーナイス」。先生の声かけに子どもたちはどんどん積極的に。後半には、自分の誕生日を英語ではっきり言えるようになった。
「子どもたちといっしょに楽しむことを大切にしている」と先生。授業では必ず一人ひとりと目を合わせ、全員が不安なく参加できるよう心がける。子どもたちからも「ゆっくり話してくれるので口元が見えて分かりやすい」「ていねいに教えてくれるので分からなかったところも理解できる」と好評だ。

インターネットで中学校の遠隔授業も
先生は3年生以上の英語の授業をすべて受け持つほか、1・2年生の英語の読み聞かせなども担当する。新型コロナウイルス対策のための昨年4・5月の休校時には、児童の自宅学習用に動画も作成した。校長は「先生の授業で子どもたちは積極的に英語で発言するなど学習意欲が高まっている。また他の教員がスキルを学べることもメリットだ」と話す。
さらに先生は伊奈東中の英語の授業もインターネットを使い遠かくで担当する。同小を拠点(きょてん)にした新しい教育の実践(じっせん)が進んでいる。

一人一台のパソコン 積極的に授業に活用
また同小では今年初めに市から児童一人につき一台支給されたタブレットパソコンを積極的に授業に活用している。例えば同12日の5年1組のプログラミングの授業では、子どもたちがパソコンを使って人型ロボットを動かすことにチャレンジした。手元のパソコンでプログラムを作成し、ロボットに「おはよう」としゃべらせたり、「バイバイ」と手をふらせたりした。
校長は「これまでパソコン室でしか使えなかったパソコンが、いつでもどこでも利用でき可能性が広がった。今やパソコンは文具のように必需(ひつじゅ)品。できるだけ多くの教科で活用していきたい」と述べ、今後も新しい教育にいち早く取り組み、子どもたちによりよい学びを提供したいと力をこめた。

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