牛久市/神谷小学校(2021年5月28日号)

「できない中でできること」を考え
工夫をこらした学校行事

4月22日(木)、牛久市立神谷小学校で「1年生をむかえる会」が行われた。「密」にならないよう、体育館に集まるのは1年生と2年生、6年生のみとし、その他の学年はリモートでつないで各教室からお祝いした。コロナ禍(か)の中、「できない中でできることを」をスローガンに学校生活を送ってきた同小ならではの工夫で、心温まる会となった。

リモートでつないで「1年生をむかえる会」
集会委員会が中心となって行われた「1年生をむかえる会」。少し緊張(きんちょう)した様子で、花のアーチをくぐって入場してきた1年生64人を、2年生と6年生がはく手でむかえた。その他の学年は各教室で画面を通して会の様子を見守り、発表をする代表者のみが会場に待機した。6年生の歓迎(かんげい)の言葉に続いて行われたのが学校紹介(しょうかい)。学年の代表が、3年生は「給食について」、4年生は「すくすく農園での野菜栽培(さいばい)」、5年生は「図書室の利用とおすすめの本」、6年生は「学校行事」について1年生にわかりやすく紹介した。また2年生からはアサガオの種をプレゼントされ、集会委員会の6年生は「神谷小クイズ」を出題。クイズの正解を聞く度に1年生からはく手がわき起こった。
全校児童が集まることはできなかったが、画面を通して見守ってもらい、「学校は楽しいよ」というメッセージをたくさん受け取って笑顔になった1年生。上級生たちの優しい気持ちが伝わり、心温まる会となった。

密にならない工夫で「6年生を送る会」
コロナウイルス感染防止のため、さまざまな活動が制限されてしまった中、「どうしたらできるか、何ができるかを考えてきた」という校長。これまで当たり前に行ってきた活動を見直すチャンスととらえ、子どもたちが自分たちで考え工夫する機会にしようと意識して取り組んできた。
3月に5年生が中心になって行われた「6年生を送る会」では、対面で6年生に感謝の気持ちを伝えたいとの思いから、「密」にならずに集まる方法を工夫。体育館の両側に5年生と6年生が間かくを開けて並び、1~4年生は教室に待機。リモートで会の進行を見守りつつ、順番になると学年ごとに中央の空いたスペースに入場して、感謝の言葉や歌をおくった。6年生も歌やお礼の言葉を述べ、教室で画面を見つめていた子どもたちにもしっかり届けることができた。今回の「1年生をむかえる会」では、この経験が生かされた。

制限の多い生活の中で考える力を育てる
昨年の運動会は予行練習なしで本番をむかえたが、子どもたちは緊張感をもち集中して臨んで立派に成功させた。県内に変こうになった修学旅行では、興味関心をもって事前に調べ学習を行い、郷土の魅力(みりょく)を再発見できた。同小の特色の一つである地域の人との交流も、手芸クラブのサポートなど、できることを続けている。
「制限の多い中でもできることを工夫し、子どもたちの考える力や問題を解決する力を高めていきたい」と話す校長。昨年度の経験を生かしつつ、柔軟(じゅうなん)な発想で子どもたちの力を引き出し、今年度の活動や行事を行っていきたいと考えている。

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