守谷市/黒内小学校(2021年6月18日号)

時差日課で活動を分散
「密」を避ける大規模校の工夫

校舎の増築工事が行われている中、子どもたちの元気な声が聞こえる守谷市立黒内小学校。児童数の増加が著しく、1学年5~6クラスの大規模校である同小では、コロナ禍(か)の中、子どもたちが「密」にならないようさまざまな工夫をしながら活動を行い、学習の質を高めて子どもたちの笑顔がいっぱいの学校づくりを行っている。

密集しないための学校独自の日課表
「くろ☆きら日課」と名付けられた同小の日課表にはA・Bの2パターンがある。A日課では2校時の後に業間休み、B日課では3校時の後を業間休みとし、各学年をそれぞれクラスごとに分けて、校庭を広々と使えるようにしている。登校時も学校近くの交差点に多くの子どもたちが同時刻に集まってしまうことから、安全面も考え、週がわりで登校班の集合時間を10分程度ずらし、密集しないようにした。
さらに給食後の時間を15分ずつ区切り、「清掃(せいそう)」、「昼休み」、「スタディタイム」として曜日によってクラスごとに活動を分散。例えば月曜日、あるクラスは「清掃・昼休み・スタディタイム」、別のクラスは「スタディタイム・スタディタイム・昼休み」といった具合で、清掃場所に集まらないようにし、昼休みも分散して密集を避(さ)けている。昇降(しょうこう)口や特別教室などは2クラスで担当して曜日によって交代しているため、清掃があるのは週に2回ほど。余ゆうができた時間は「スタディタイム」として、主に漢字や計算ドリルに集中して取り組んでいる。
またこの時間は月に1回程度、「遊ゆうタイム」としても使われる。30分を使い、学級ごとに思いきり遊ぶ時間だ。校庭を走り回っておにごっこをしたり、リレーを行ったり、クラスで決めた活動を行っている。分散して行うため年に4回程の活動になるが、子どもたちはとても楽しみにしているという。

 

自ら考えて活動する17の委員会
コロナ禍の中、変わったことも多い学校生活だが、これまでと変わりなく子どもたちが積極的に取り組んでいるのが委員会活動だ。同小には17もの委員会があり、毎朝元気にあいさつ運動に取り組むあいさつ委員会、休み時間にミニサッカー用のゴールを用意してくれる体育委員会、植物の鉢(はち)植えをろう下に並べた「フラワーロード」の水やりを欠かさない園芸委員会など、「それぞれが委員会の仕事に責任をもち、自分たちでできることを考え、自主的に活動している」と副校長もたのもしく見守っている。

オンライン化により
授業参観も動画配信で
GIGAスクール構想により、さまざまな場面でオンライン化が進む同小。配布物をなるべく減らして、学校からの連らくや手紙は保護者のみが閲覧(えつらん)できるポータルサイトに公開。欠席等の連らくも、このポータルサイトから入力できるようにしている。コロナ対策のために授業参観は中止になったが、代わりにクラスごとに授業の様子を動画で撮影(さつえい)して配信する予定だ。コロナ禍で制限が多い学校生活だが、大規模校ならではの工夫で、子どもたちは充実(じゅうじつ)した学校生活を送っている。

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