つくば市/秀峰筑波義務教育学校(2021年6月18日号)

クラス全員で協力して作り上げた
いちばん速いリレーチーム

つくば市立秀峰筑波義務教育学校で6月3日(木)に1・5・6年生の運動会が行われた。クライマックスをかざったのは6年生の学級対抗(たいこう)全員リレー。上級生らしいハイレベルで白熱したレースがくり広げられた。この日に向けてより速く走れるよう、子どもたち自身で進めてきた話し合いや練習の積み重ねが成果となって表れていた。

タブレットも活用して練り上げた必勝作戦
全員リレーは、クラスの児童全員で1本のバトンをつないでいくレース。だが、練習を始めたばかりのころは、なかなかうまく走れずにいた。そこで学級活動の時間に会議を開いて作戦を立てることにした。みんなが役割を分担してそれぞれの課題に取り組み、1人1台のタブレット端末も活用して、早く走るための方法を調べたり、スムーズなバトンパスの方法を見つけたりした。
分かったことの一つが、バトンを待つときの姿勢だ。ずっと後ろを向いたままだとすぐに走り出せないので、前を向いて走り始めながら、手を後ろにのばしてバトンを受け取る。またバトンをわたすときは、待っている人とは逆の手でする。相手が右手をのばしていたら、自分は左手でバトンを出すということ。そうすれば体がぶつかりそうにならない。
チーム全員が効率良く走れる順番を考えたグループもあった。全員リレーは1周200mのトラックを1人50mずつ走るので、バトンを直線でもらう子とカーブでもらう子ができる。そこで、直線とカーブのどちらの方がうまく走れるかを一人ひとりに聞いて回り、その結果を順番決めに反映させた。

みんなで協力しながら友達の良さを引き出す
その後は、練習を重ねながら改善を進めていった。走る順番をいろいろ試し、もっとスムーズにつながるように入れかえたり、タブレットを使ってバトンパスの練習を動画にとり、友達といっしょに見ながら「もう少し早く走り始めた方がいいかな」などと、いちばんいいタイミングを探したりもした。
「子どもたちが主体となって学びを進め、充実(じゅうじつ)した有意義な活動ができた。みんなが力を合わせて、おたがいの良いところを生かし、不足するところは補い合って課題を解決していった。話し合いでは、自分の意見を相手にきちんと伝えよう、また、相手の話をしっかり聞こうという意欲的な姿が見られた」と6学年担任の先生。
「本校では学級内での話し合い活動や、児童生徒会でのボランティア活動、また特別活動での異学年交流などを通して、より良い人間関係や、人の話を素直に聞く姿勢、感謝する心などが育まれている。こういう場面を子どもたちの発達段階に応じて、たくさん用意していきたい」と校長は話している。

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