茨城県教育庁(2021年9月3日号)

「いばらきっ子郷土検定」
代表校がオンラインで交流会

茨城県の歴史や文化、産業や観光、自然などさまざまな分野の問題にチャレンジする「いばらきっ子郷土検定」。中学2年生を対象に2013(平成25)年度から毎年行われているもので、例年2月に市町村の代表校が一堂に会して県大会が行われる。しかし昨年度は新型コロナウイルス感染防止のため、急きょオンラインでの大会に変こうされた。交流会という形になったが、生徒たちは画面を通していっしょにクイズを楽しみ盛り上がった。

検定結果をもとに市町村の代表校を選出
いばらきっ子郷土検定は、11月のいばらき教育月間に各中学校で実施(じっし)される。例年、自分たちが住んでいる市町村に関する問題25問と茨城県に関する問題が25問出題され、正解数に応じて級が認定される。内容は「歴史」「文化・人物」「生活・自然」「商工業・観光物産」「農林・水産業」とはば広い。生徒たちは学校の自習時間や家庭で学習し、検定に備えている。そして検定結果をもとに44市町村の代表校を選出。国・県・私立の代表校1校と合わせて計45校で県大会が行われるが、昨年度はコロナ禍(か)の中で中止になった。それでも代表校となった生徒たちに何かを残してあげたいとの思いから、急きょオンラインでの開催(かいさい)に切りかえた。直前での変こうになったため、学校の都合などにより参加できたのは41校。2月下旬から3月中旬にかけて8回に分け、4~6校ずつで交流した。

ビデオシステムで画面ごしに楽しく交流
各学校を教育情報ネットワークのビデオシステムでつなぐと、画面上に参加校の生徒たちの姿が映し出された。まずは学校紹介(しょうかい)からスタート。緊張(きんちょう)気味の子どもたちだったが、司会を務めた県生涯学習課の先生が子どもたちに話しかけ、雑談を交わすうちに少しずつ緊張も解けて、クイズが始まるときには和やかなふん囲気に。3人の解答者の後ろでは、いっしょにがんばってきた仲間たちが並んで見守り、学校や市町村のキャラクターの着ぐるみが応えんに加わった学校もあった。
問題は県と参加校の地域に関する計8問を出題。リモートクイズツールを使って作成され、4択(たく)で出題された。今回は早おしクイズではなく、それぞれが解答する方式で順位はつけなかったが、正解するとガッツポーズをしたり笑顔を見せたり、うれしそうな様子が画面ごしに伝わった。
参加した生徒たちからは「知らなかった茨城県のみ力に気づくことができた」「また郷土検定を学んでみたい」などという感想とともに、「開催できて良かった」「おたがいの学校の様子が分かって楽しかった」という声が多く聞かれ、他校の生徒との交流を楽しんだ。

対面をさけて活やくの場を作る
「急な変こうになったが、がんばった生徒たちに活やくの場を作ってあげたいという思いで、学校や市町村も協力してくれた。対面をさけて安心して実施できた」とふり返る県生涯学習課の先生。今年度の県大会をどのような形式で行うかは、検討中であるという。そして県内の中学2年生は、市町村の代表校を目指して11月の郷土検定に向けて学んでいる。

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