水戸市/水戸市教育委員会(2021年9月3日号)

二学期からの実践に生かす
「総研セミナー」開催

水戸市教育委員会主催(しゅさい)の令和3年度特別研修「総研セミナー」が、7月26日(月)「総研セミナーⅠ」・7月29日(木)「総研セミナーⅡ」として開催(かいさい)された。今年度はコロナ禍(か)の影響(えいきょう)もあり、双方向会議システムによるオンライン講演となったが、セミナーⅠには約600人、セミナーⅡには約500人の幼稚園、小・中・義務教育学校の先生が参加した。

総研セミナーⅠ
デジタル社会の学び
総研セミナーⅠは、子どもたちの健全な育成を目指し、今後の学校教育のあり方について研修するとともに、水戸市の教育の一層の改善充実(じゅうじつ)を図ることを目的に開催。学校教育のスペシャリストであるフューチャーインスティテュート代表の為田裕行氏が講師として「デジタル社会の学びの形」をテーマに、為田氏のオフィスと各小中学校、総合教育研究所ホール・所長室(同市笠原町)をオンラインで結び講演を行った。
ICT(情報通信機器)を活用した学びについて、埼玉県戸田市などの導入事例について解説。「ICTが全てではなく、デジタルとアナログを選たくできる環境(かんきょう)が大事で、子どもたちの学びもデジタルがわかりやすい子もいれば、ノートに書いた方がより理解できる子もいる。タブレット端末(たんまつ)を文房具ととらえ、ツールの一つとして活用していくことがより良い学びの形になるだろう」というアドバイスがあった。各学校の先生はチャットで質問をし、オンラインならではのメリットを生かせるセミナーとなった。
参加した先生からは、「デジタルとアナログを共有することで、学びの多様化が実現することを実感した」「これからのICT活用に向けて、ためになる話を聞くことができた。子どもたちが活用できる場面の設定を意識して、日々の授業を行っていきたい」という感想が寄せられた。

総研セミナーⅡ
自らの「志」を育てる
総研セミナーⅡも双方向会議システムによるオンラインで開催。福井県敦賀市教育委員会学校教育課指導主事の上塚先生、長谷川先生が講演を行った。福井県は全国学力状況調査で上位であることから、タブレット端末の活用例などについて、より具体的な話を聞いた。
また、敦賀市では中学生が生徒会活動の校外版とも言える「スチューデント連合」を立ち上げ、各学校の代表が集まり、学校生活の課題を解決していく活動をしているという紹介(しょうかい)もあった。
さらに水戸市では中学校において、教科担当が複数の学年の授業を担当する「タテ割授業」を行っているが、敦賀市でも同じように「タテ持ち授業」を行っていることから、情報交かんを行い課題点などについても話し合った。二学期からの授業に実践(じっせん)的に生かせる有意義なセミナーとなった。

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