守谷市/守谷市教育委員会(2021年9月3日号)

いじめ・不登校ゼロを目指して
「ハートウォーミングプラン」

「わくわく子育て王国もりや」実現に向けた第3次学校教育改革を進めている守谷市。GIGAスクール構想により学習の充実を図る一方で、豊かな心と健全な体の育成にも力を入れている。今年度は「もりや心の教育ハートウォーミングプラン」として、いじめ・不登校ゼロを目指し、「いじめをなくそう仲良し週間」を設け、「家守詩(やもりうた)」で家族との心のふれ合いを感じている。

「いじめ予防授業」で「自分事」として考える
「いじめをなくそう仲良し週間」は、いじめについて重点的に考えようと年に2回設けられた。1回目は5月10日(月)~21日(金)に設定され、全小中学校の全クラスで「いじめ予防授業」を行った。
最初に「相手が苦痛を感じる行動はすべていじめである」という「いじめの定義」を確認し、いじめの四層構造について学んだ。いじめには加害者、被害者(ひがいしゃ)のほかに、いじめを見てはやしたてる観衆と、見て見ないふりをする傍観者(ぼうかんしゃ)がおり、いじめがあった場合、周囲のほとんどの人がかかわっていると説明。一人ひとりが「自分事」としていじめをとらえ、傍観者となったときも関係ないと思わずに何ができるのか、どのような声かけをすればよいのかを事例をもとに考え、意見を出し合って理解を深めた。
9月6日(月)~17日(金)には2回目を行う予定で、これまでのふり返りと、学校ごとに外部講師を招いた講演会などを予定している。

家族への思いを「家守詩」で表現
もう一つ、今年度から取り組んでいるのが「家守詩」。子どもが親や家族に向けて上の句(五・七・五)を詠(よ)み、親や家族が下の句(七・七)で返す連歌で、ふだんなかなか言えない親や家族への感謝の気持ちや、親から子への思いを伝え合おうと、小学校高学年や中学校で取り組んだ。
「ユニフォームいつもよごしてごめんなさい」(子の句)「泥んこズボン努力のあかし」(親・家族の句)、「ろうそくが一本増えて 十二本」(子の句)「数え切れない笑顔と思い出」(親・家族の句)など、子どもと家族とのふれ合いが感じられる心温まる句が出来上がり、学級で発表したり、ろう下に掲示(けいじ)したりしてみんなで共有した。

安心して通える学校に
「すべての教育の基盤(きばん)は、子どもたちが安心して通える学校であること。だれもが楽しい、いっしょに勉強したいと思える学校づくりを目指したい」と話す教育指導課の古橋雅文課長。今年度から、担任もふくめてクラスみんなで外に出て遊ぶ「遊ゆうタイム」も設けた。何をするかはその場で話し合って決めるといい、子どもたちの体力向上とともに、コミュニケーション能力や自主性、創造力や表現力を育むことも目指している。さまざまな活動を通して人とのきずなを深め、安心して通える学校づくりが進められている。

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