つくばみらい市/十和小学校(2021年10月29日号)

ワークショップでバレエ体験
プロのダンサーから表現学ぶ

つくばみらい市立十和小学校で10月6日(水)、クラシックバレエのワークショップが開かれた。コロナ対策を万全にしながら、全校児童がプロのダンサーから基本姿勢や手足の動かし方を教わり、音楽に合わせておどるなど、体全体を使ってバレエに親しんだ。舞台鑑賞(ぶたいかんしょう)も楽しみ、芸術を身近に感じた一日となった。

バレエの仕草 手足で表現
ワークショップは文化庁の巡回(じゅんかい)公演事業で、子どもたちが本物の芸術にふれ、豊かな心を育むことがねらい。「コロナ禍(か)でも、児童にできることは体験させたい」と教頭。幸い感染拡大防止のための国の緊急事態宣言も9月30日(木)で解除され、実施(じっし)にこぎつけた。
ステージに登場したのは東京の「スターダンサーズ・バレエ団」の5人。窓を開けて換気(かんき)した体育館で、子どもたちはバレエでよく使われる三拍子(びょうし)のリズムをはく手で体感し、1番、2番と番号で呼ばれる手足の基本ポジションや、片手を胸に当てて「私」、手のひらを上に優しく差し出して「あなた」などのバレエの仕草を教わった。最初ははずかしそうにしていた子どもたちも、ダンサーのしなやかな動きにひきこまれ、手足を大きく使って動きをまねた。

遠くの場所イメージしポーズ決める
続いて覚えた動きを使ってダンスにチャレンジ。「さあ、遠くをイメージして手をのばして。二歩歩いたら筑波山、二歩歩いたらスカイツリー」講師のかけ声で、子どもたちは音楽に合わせてステップをふみ、ダンサーになりきってポーズ。「すごくいいね」との講師の声に、笑顔が広がった。3年女子児童は「バレエに複雑な決まりや仕草があることがわかって面白かった」、6年男子児童は「音楽に合わせていろんな身ぶりをするところが楽しかった」と感想を述べた。
その後、バレエ作品「白鳥の湖」「くるみ割り人形」などの鑑賞会があり、子どもたちは、はなやかな衣装をまとったダンサーが音楽に合わせてくり広げる物語の世界にうっとりと見入っていた。

児童の体験活動大切にしたい
教頭は「ほとんどの子がバレエを見たことがなかったのでよい機会となった。ダンサーのように体を動かしてみたいなどいろんな感性が刺激されたと思う」とふり返った。さらに同小では従来から地域の人の協力で米作りやイモほりを行うなど、子どもたちが外部の人とかかわり体験する活動に力を入れていると述べ、「友達といっしょに笑ったり活動したりした思い出がその子を形づくる。感染対策に気をつけながら、今後もそのような機会をつくりたい」と話した。

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