牛久市/岡田小学校(2021年11月19日号)

地域の人材や素材を生かし 地域とともに開かれた学校づくり

コミュニティ・スクールとして地域とともに学校づくりを進める牛久市立岡田小学校では、地域とのつながりを大切にし、地域の人材や素材を活用した学習を行っている。周囲に地域の人たちが植えてくれた花が咲きほこる学校で、子どもたちは地域の人たちといっしょに学び、地域の人たちに見守られながら、さまざまな体験を通して学びを深めている。

地域の人から学ぶ農業や福祉
休業期間が明け、学校が再開して間もない9月29日(水)、5年生は学校近くのたんぼで稲(いね)かりを見学した。地域の人たちの協力で、5月にみんなで田植えを行った田んぼ。小さかったもち米の苗(なえ)は大きく育ち、稲穂は黄金色に実った。コンバインの仕組みや稲かりについて説明をしてくれる農家の人の話に子どもたちは熱心に耳をかたむけ、その後、コンバインでかり取り、脱穀(だっこく)する様子に見入っていた。農家の人たちが作業する様子を間近で見学して農家の仕事について理解を深めるとともに、自分たちが食べているお米がどうやってできるのかを体験から学ぶことができた貴重な学習となった。
また10月18日(月)には地区社会福祉協議会の人を招き、総合的な学習で福祉について学ぶ5年生が高齢者(こうれいしゃ)福祉について話を聞いた。福祉サービスとして、高齢者の外出をサポートする移送サービスがあることを知ったり、高齢者のためのシルバーリハビリ体操を体験したりして、高齢者を支えんする方法として、いろいろなアプローチがあることを学んだ。
今後も地域の人や素材を積極的に活用し、いっしょに学んだり活動したりするなどの交流の機会を増やし、地域を学んでいきたいと考えている。

子どもたちのためにと花だんや七夕かざり
学習や学校生活のさまざまな場面で、地域の人たちが協力をしてくれる同小。登下校の際には20~30人の見守り隊の人たちが通学に付きそい、子どもたちが安全に通学できるようにサポートしてくれる。通学路や学校の周辺には、子どもたちが明るく楽しい気持ちで元気に学校に通えるようにと花をたくさん植えてくれた。また七夕の時期には笹(ささ)を立てて短冊や笹かざりなどを用意してくれ、子どもたちは大喜びで短冊に願い事を書いて笹にかざっていた。

地域の良さに気づき地域を担う人に
学校運営協議会にも参加している地区社会福祉協議会のメンバーが中心となって行ってくれるさまざまなサポートについて、「子どもたちのことを思い、子どもたちのためにと自主的に行ってくれるのがありがたい」と教頭。子どもたちは地域の人たちとふれ合うことで地域の良さに気づき、将来は地域を担う人になってほしい。そのためにも「『学校が地域住民等と目標やビジョンを共有し、地域と一体となって子どもたちを育む』コミュニティ・スクールを、理想の形で実現していけるよう、地域との連携(れんけい)をより深めていきたい」と教頭は思いを語った。

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