水戸市/上中妻小学校(2021年12月17日号)

今年度のみんなの目標は、「変化を楽しむ人であれ」

水戸市立上中妻小学校は、50号水戸バイパスの近くにあるが、田畑に囲まれた静かな環境(かんきょう)の学校。古くから農業を営む家庭と、開発された住宅地の家庭の子どもたちが仲良く学んでいる。学校のシンボルは総合遊具の「玉ねぎ塔(とう)」で、休み時間には楽しい遊び場になっている。

 

顔を見ながらオンライン授業
コロナウイルスの感染拡大による休業中は、オンライン授業となったが、毎朝必ずオンライン朝の会を行い、子どもたち一人ひとりの様子を先生たちが確認。オンラインでは通常の授業に加え、体育の授業も実施(じっし)。先生とダンスをしたり、ストレッチをしたりするなどし、子どもたちの元気な顔が見られるように、画面ごしでの交流を大切にしてきた。

児童も教師も工夫して楽しめる人になろう
校長が今年度の児童と先生の共通の目標としてかかげているのは、「変化を楽しむ人であれ」ということ。「これまでと全く同じことをするのではなく、何かしら工夫する点はないか、コロナを機に工夫する部分は変えていきながら、それを楽しめるような児童や先生を目指す」というもので、全校で取り組んでいる。「なかよし班」という縦割り班活動や児童会でも、目標への取り組みが実践(じっせん)されている。
「なかよし班」では高学年の子たちが低学年の子たちに工夫をしながら学校生活を教えたり、運動会の代わりに開催(かいさい)された体育学習発表会で縦割り班対こう種目をつくり、「どうすればうまくできるか」「勝つにはどうすればよいか」を相談しながら取り組んだ。児童会では、赤塚中学校区の小中学校の代表が集まるオンラインによるリーダー会議で、同小の活動をどう紹介(しょうかい)すればアピールできるかを話し合っている。

地域の協力でいきいき農業体験
同小では水戸市のアグリメイトいきいき農業体験事業で、米づくりとサツマイモ栽培(さいばい)を行っている。地域の人に畑を借りて、収穫(しゅうかく)までを教わりながら体験するが、今年の稲(いね)かりはボランティアの稲かりの様子をオンラインで視聴となった。サツマイモの収穫は感染が落ち着いてきた時期だったので、全校児童が分散で体験。JA水戸女性部西部支部の人たちが作ってくれたサツマイモ料理のレシピといっしょに家庭に持ち帰った。「家で作って食べてみて、おいしかった」という子どもたちからの声が多くあった。
教務主任の先生は、「学校がほぼ通常通りの状態に向かっているところなので、まずは児童と先生が工夫をしながら楽しく仲良く学んでいける環境を整え、それを継続(けいぞく)していくことが願い」と話していた。

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