つくば市/大穂学園(2021年12月17日号)

校外の広い世界へ目を向け
多様な人と積極的に関わる

つくば市立大穂学園では「進んで関わり合い、粘(ねば)り強く努力する児童・生徒の育成」を学園目標とし、多様な相手とのはば広い交流の機会を設けている。

同じ目標に向かい学校間で競い合う
同学園では11月8日(月)から19日(金)まで、6年生による学級スポーツ交流会が開かれ、5か月後に同じ中学校で出会う仲間たちと、なわとびを2分間で何回とべるかで競い合った。子どもたちは3人1組になり、1人がとんでいるときにほかのメンバーが回数を数えたり、がんばれと声をかけたりしてはげまし合い、記録は日を追うごとにのびていった。
同22日(月)のオンライン表彰(ひょうしょう)式ではTeams(テレビ会議システム)を使い、学校をこえて顔を合わせ、たがいの成績をはく手でたたえあった。「コロナ禍(か)で人前に立つ機会も減っている中、いつもとちがう相手と話すのは良い刺激(しげき)になる」と、吉沼小6年担任の先生。同学園では多くの学校が単学級で、6年間同じ顔ぶれが続くため、このような交流は同年代の様子を知り、たがいに高め合う良い機会になるそうだ。

保護者から学んだ新しい絵の見方
吉沼小では11月10日(水)から1カ月間、校内絵画展として、児童全員の絵をエントランスホールに展示している。コロナ禍で市内展が中止されたため、新たな発表の場を設けた形だ。子どもたちはほかの学年の作品を見て「自分もこんな絵が描(か)きたい」などと意欲を高めていた。授業参観日には保護者にも絵を見てもらい、がんばりが評価され、さらにはげみになった。
5年生は、鑑賞(かんしょう)カードを使った保護者との交流も行った。保護者が絵を見て語った感想を児童がカードに書き、記憶(きおく)に残すことで、大人の視点からのさまざまな評価の仕方を知り、それを生かして自分たちの絵の見方も広げることができた。

ICTを活用して地域の人とも交流
ほかにも同学園では、各校がそれぞれに工夫をこらしながら、さまざまな発表や交流の機会を設けている。学習成果を相手にどのように見せるのか、子どもたちが自ら考え、自分の言葉で伝えることで、話す力や表現する力など、言語活動に関わるさまざまな能力も育むことができるという。
校外学習では、対面での場合は感染対策を徹底(てってい)しながら、その場所へ行けない場合でもICT(情報通信技術)を活用し、現地の人と会話するなどの方法で、保護者以外にも地域の人や企業(きぎょう)の人など、さまざまな相手と関わり合いが持てるよう、活動計画を練っているそうだ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA