北海道から沖縄まで、日本全国の低山や平地に生えているクマツヅラ科の植物です。紫(むらさき)色の美しい実をたくさんつけるので、庭木としてもよく植えられており、多くの人が目にする植物です。しかしこの仲間には、コムラサキ、ヤブムラサキ、トサムラサキなど、日本には10種類以上あり、区別するのがむずかしい植物のひとつです。名前は平安時代の女性の歌人である「紫式部」にちなんで名づけられています。

協力:筑波実験植物園
岩科 司