秋に紫色の実をつけるアケビの仲間は、日本にはアケビ、ミツバアケビそしてムベの3種類があります。実はどれもよく似ていますが、アケビは葉が5枚、ミツバアケビは3枚です(正確には葉は1枚で、それぞれ五つおよび三つに分かれています)。また実は熟(じゅく)すと、アケビとミツバアケビは写真のように裂(さ)けますが、ムベは裂けません。アケビの仲間のほとんどは日本など、東アジアに生育しているのですが、不思議なことに、なぜか遠く南米のチリにも分布しています。

協力:筑波実験植物園
岩科 司