4月から6月にかけて畑や道ばたなどでふつうにみられる、いわゆる「雑草」といわれる植物の仲間ですが、日だまりなどでは、まだ寒い1月や2月でも花が咲(さ)いているのを見かけることがあります。名前は赤紫(あかむらさき)色の花を仏様に、がくの部分を仏様がすわるハスの花に見立てて名づけられました。小さな花ですが、虫眼鏡でみると可愛い花です。「春の七草」の中にも、ホトケノザが含(ふく)められていますが、これはこのホトケノザではなくて、まったく別のキク科のコオニタビラコという植物です。

協力:筑波実験植物園
岩科 司