手に持って移動できる灯(あか)りなので、「持って行く灯」の意味から、行灯と言われました。外で持ち歩ける提灯(ちょうちん)が登場すると、家の中に置いて使われるようになりました。中に油を入れる皿があり、そこにひたした灯芯(とうしん)に火をともします。風がふいても消えないように和紙がはってあり、一か所が引きぬけるようになっています。電気を使う現代の照明はとても明るいですが、行灯のような火を使った灯りしかなかった昔の人は、夜はうす明るい部屋の中で生活をしていました。

 

協力:龍ヶ崎市歴史民俗資料館

常陽小学生新聞6月19日発行号